書誌情報
集英社文庫
暗夜鬼譚 血染雪乱
著者
あらすじ・概要
時は平安時代。駆け出し蔵人・夏樹と、隣の屋敷に暮らす美貌の陰陽師見習い・一条は友人同士。都の魔所のひとつで旅の夫婦が鬼と遭遇し、妻が血を吸いつくされて殺されるという事件が起こり、失恋に沈んでいた夏樹は鬼退治に同行した。だが、現れた鬼は、一条の師匠である陰陽師・賀茂の権博士にそっくりだった。夏樹は一条に事情を打ち明け、鬼の正体を突き止めるために共に現場に向かうことにするのだが……。大人気平安怪異譚、第4弾!
第一章 血を吸う鬼
第二章 魔所
第三章 冬の夜の花
第四章 鬼やらい
来訪者
あとがき