書誌情報

集英社オレンジ文庫

銀の海 金の大地 5

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著者:氷室 冴子装画:飯田 晴子

あらすじ・概要

佐保彦の腹心・燿目が、真澄の霊力をその身に受け、無惨に焼け死んだ。
真秀は燿目を死なせたのは自分だと我が身を責めて苦しんでいた。
そんな彼女に近づいてきたのは、新たな佐保彦の伴人・月眉児。
彼女のたおやかな容姿と優しい言葉に真秀は慰められ、その幻影を生む力が燿目と再会させてくれたことで、月眉児に心を許そうとする。だが、それは月眉児の企みだった。
策謀を見破った波美王の手で、真秀はその場から助け出される。だが、波美王は突然真秀を息長から連れ去ってしまう・・・・・・何者かが、波美の一族に真秀の誘拐を依頼していたのだ。
真秀が誘拐されたことを知った美知主らは、水面下で新たな駆け引きを始める。
一方、淡海に留まる佐保彦のもとには、真秀を誘拐した犯人から、真秀の命をかけたある伝言が届けられて――!?

巻末解説:青山美智子